ここまの心
韓国食い道楽 (2005,2,23〜25)


鷺梁津水産市場
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「食は文化なり」と近所のオバサンも申しておりました。
なんたって「食い道楽」の旅なんですから、人々の食の源を訪ねるのも、重要な任務でござんす。
地下鉄を乗り継ぎ、漢江を渡って韓国の一大魚市場へ。

大川、隅田川の河口に位置する築地市場に一歩足を踏み入れると、その独特の勢いに圧倒されます。
陸揚げされた魚介類が、市場の仲買人たちの手を経て近所の魚屋へ並ぶまで、わずか数時間。
その駆け引き、そして手に入れた魚を積んで戻っていくオヤジ達。
まだ夜も明けぬうちから、その攻防は始まっております。

国は変われど、やるこたァ一緒。
実に機能的に配列された店。そして店頭の品物。
美しさすら感じますなァ。


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一斗缶に火を起こし、網の上に切り身を並べるオヤジ。
おぉ!それはブリか何かですかぃ?!
魚市場の、その場で焼かれる魚たち。
「買ったその場で食ったら旨いんだろうなァ」を実行してますぜ!!


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「どれどれ。ほ〜、いろんなものが並んでるねぇ・・・」

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「お、これなんてどうだろ。」

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「これとこれと、これ。」
「毎度ねぇ!」

あれ?ここは築地じゃありませんよ!
こんなところで魚を買って、どうするつもりですか?!

「すぐそこの食堂で、捌いて出してくれるんだよ。」
お〜、それはイイっす!
台所と食卓が直結してますな。


オバチャンが「この先ね!」って教えてくれた店へ着くと、もうさっき買った魚介が届いてる。
靴を脱いで上がったら・・・あ、暖かい!
「オンドルだから、座布団は敷かなくていいよ」
ゆ、床暖房っすか!ウチにもオンドル欲しいっす。


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タコ刺し
活きがいいッつうか、吸盤が皿に吸い付いて離れないよ!

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・・・・・、あえて物は書きません。
味と食感は赤貝。
海の中にはグロいやつらもいるからね。
食っちまえば、こっちのもんだ!

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えっと、刺身。そのまんま。
鯛かなんか。忘れちった。

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これらの魚介類や野菜(人参、キュウリなど)を、菜っ葉(サンチュ)やエゴマの葉で巻いて、
塩ダレ、コチュジャンみたいなのを付けて、頬張ります。


ここまでは、あくまで前哨戦。
これから本日のメイン・ランチへと移ります!!


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