ここまの心
韓国食い道楽 (2005,2,23〜25)


再び地下鉄に揺られ、やって来ました東大門。
最寄り駅は「本郷3丁目」・・・ではなく、「トンデムン」と読みます。

細い路地を入っていくと、両側にずらっと食い物屋が並んでる。
店の前で火を起こして、魚を焼いてるよ。
そこの店も、あすこの店も。

そんなところで焼かれちゃァ、素通りしづらいっす。
心を鬼にして突き進むと、目的の店が現れる。


chicken_boiled.jpg
チンハルメ元祖ニワトリ館
何だかよく分かんないけど、鶏鍋のお店です。

chicken_boiled2.jpg
午後2時過ぎ。
すでに昼の食事時は過ぎてるのに、ほぼ満席でございました。
これだけでも、その評判が知れようってもんだ。

「じゃ、注文しますか・・・」って言う前に、もう運んで来んだけど。
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大鍋に鶏まるまる2匹。ジャガイモが刺してあるよ。
こいつをぐつぐつと煮ます。

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付け合せは汁が多めのキムチと刻みニンニク。
トリを煮込んでたら、店のオバチャンにいきなりニンニク一皿、鍋の中にぶち込まれちゃったよ!
多すぎるって、オバチャン・・・。

そして細長いのが韓国の餅。「トック」っつうのかな。
こいつも一緒に煮込みましょう。
やわらかくって、ちょいモチモチ。でもビヨーンとは伸びないよ。

chicken_boiled5.jpg
銘々の皿で味付けするのが、このトンガラシベースの素。

chicken_boiled6.jpg
小皿に取って、しょうゆ、お酢、マスタードを混ぜて、鍋のスープで伸ばす。
もっともらしく書いてるけど、分かんなくてボンヤリしてたら、さっきのオバチャンが見本に作ってくれた!
ありがとぉ〜!!

でもね・・・、辛すぎたよ。オイラには。
こんなに入れたら、鶏のダシが台無し。

chicken_boiled7.jpg
そんなことをしているうちに、鍋はいい具合に煮えてまいります。
この丸まるニワトリをバラさないと食うこともできません。
で、使うのがってぇと、でかいトングと裁ちバサミ。
もうストレートに鶏にはさみを入れていきます。
ためらってはいけません。

出来れば、いい男、いい女にやってもらうと更に美味しくなります。
chicken_boiled8.jpg『男前、鍋の鶏を捌く』
――このように。

後はひたすら、取り分けて食い尽くすのみ!!
かなり量は多く感じますが、無心に食べてるとあっという間に具がなくなります。

残った汁、それはもう鶏のダシのかたまり。
鍋の〆と言ったら、もう決まりでしょう!

うどん!
さぁ、ゴールはもう間近ですぞ!
chicken_boiled9.jpg
夢中でうどんをすする三太楼兄貴。
真っ赤な顔も、額の汗も、その鍋の美味さを物語っているのですッ!


このお店、ちゃんとホームページがあります。
お〜、鍋を作ってますよ!それそれ!!
日本語バージョンもありますので、楽しめますなァ。
こちらからどうぞ!

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この後、色々と歩き回り、食べまくるわけですが、細かい情報を更新する目処が立っておりません・・・
せめて、写真だけでも見たい!というご奇特な方は、ウェブアルバムにアップしてありますので、
こちらからどうぞ(Googleのウェブアルバムです。合計135枚、重たいです)


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